第66回 あずまくんが答える『家庭でのウイルスや菌の対策を教えてください』
ウイルスや菌は目に見えないものであるため、見えない敵と戦うことの難しさというものがウイルスや菌の対策にはついてまわります。ノロウイルスやインフルエンザや新型コロナウイルスやロタウイルスや風邪や肺炎食中毒や風疹や麻疹など、ウイルスや菌によって発症する感染症には様々なものがあります。これらの感染症から身を守るためには、外出時だけではなく家庭内でも徹底的な対策が必要です。
家庭内で積極的に行うべきウイルスや菌の対策としては、手洗いやうがいやアルコール消毒や丁寧な掃除や空気清浄機の使用やこまめな換気やソーシャルディスタンスの確保などがあります。手洗いうがいは基本中の基本ですので、外から帰宅した際は一刻も早く行うべきです。洗面化粧台に移動する間に照明のスイッチやドアノブなどに触れてしまうとその部分に外から持ち込んだ菌やウイルスが付着してしまいますので、玄関にアルコール消毒液を置いておき、帰宅したらまずは玄関先で手の消毒をするという習慣をつけると安心です。空気を常に衛生的に保つというのも対策において大事なポイントとなりますので、空気清浄機を用いたり1時間に2~3回くらいの頻度で窓を開けて換気をしたりなども積極的に行いましょう。
冬場に感染症が流行するのは、気温や湿度の高さが影響しています。湿度が低下して空気が乾燥するとウイルスや菌が蔓延して感染症を引き起こしやすくなりますので、冬場は湿度を上げるために加湿器も活用すべきです。同居している家族が感染症にかかってしまった場合は、家庭内でもソーシャルディスタンスを保ち飛沫感染を防ぐ必要があります。なるべくこまめに家の中の掃除を行い、常に清潔にしておくということも心がけなければなりません。殺菌作用があるウェットティッシュやアルコール消毒スプレーなどを部屋の各所においておき、ウイルスや菌の対策に対する意識を高めることも大事です。健康的で規則正しい生活をおくり、ウイルスや菌に負けない免疫力の高い体づくりをする努力も忘れてはいけません。