第44回 『迫力を間近で感じて! 夏の古座川、一枚岩』
前回、ご紹介した串本町のお隣にあるのが古座川町。和歌山県の南東部に位置し、存在感のある壮大な自然の風景が望める地域で、美しい清流・古座川が流れていることでも知られています。そこで今回は、夏の古座川へ皆さまをご案内~。
古座川町相瀬地内にある国指定天然記念物の「一枚岩」。高さ100メートル、幅500メートルもの1枚の大きな巨岩で、一枚の岩壁としては日本最大級とも言われています。目の前にそびえ立つ姿はまさに圧倒的! この写真は道の駅一枚岩鹿鳴館周辺から撮影したものですが、かなり遠ざからないと、全景が入りません(汗)。一枚岩周辺では桜をはじめ、四季折々の花が咲き誇り、観光スポットとしても人気なのです。
そして、この一枚岩にはある名物が…。毎年4月下旬と8月下旬の日没前、午後5時直前の数分間だけ一枚岩の岩壁に犬によく似た影が映るとか! 一枚岩には昔から守り犬の伝説が言い伝えられていて、発見当初、話題になったそうです。なかなかタイミングが合わないかもしれないけど、興味を持った方は、ぜひその目で確かめてみて。道の駅一枚岩鹿鳴館では地元の産品やグルメも充実していて、こちらもオススメですよ~。